【高校生編】村上春樹のおすすめ作品 5選

村上春樹

 

高校生は、村上春樹のどんな作品を読むのがベストなの?

こんな方々に必見です。村上春樹作品を愛する私が、高校生におすすめしたいものを5つ紹介します。

 ぜひ参考にしてみてください。

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『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』

「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」という2つの物語が同時進行します。ある時から連動し、つながり始めます。SFファンタジー要素が強めです。村上春樹の最高傑作と言われることもあります。

少し難しい表現などありますが、高校生でしたら読み進められるかと思います。1ページずつ細部に宿る村上春樹感を楽しんでほしいです

『蛍』

『蛍・納屋を焼く・その他短編』という5つの短編集の中に収録されています。

実はこの『蛍』という作品、あの世界的に有名な『ノルウェイの森』の原型となった作品です。

『ノルウェイの森』でも印象的である、主人公がホタルを夜の闇の中に逃すシーンが最後に描かれています。 「生」と「死」がテーマであり、どうやっても誰にも止められないものが存在することを描いています。

 

蛍が消えてしまったあとでも、その光の軌跡は僕の中に長く留まっていた。目を閉じた熱い闇の中を、そのささやかな光は、まるで行き場を失った魂のように、いつまでもさまよいつづけていた。

僕は何度もそんな闇の中にそっと手を伸ばしてみた。指には何も触れなかった。その小さな光は、いつも僕の指のほんの少し先にあった。

 [村上春樹 『蛍』新潮文庫 P49]

『ノルウェイの森』は性描写が多く、分量もそこそこあるため、高校生が読むにはこちらが適しているかと思います。(もちろん、『ノルウェイの森』も興味があればぜひ読むべきです。)

(余談:ちなみに、その短編集に収録されている『納屋を焼く』は、韓国で大胆にアレンジされた形で『バーニング 劇場版』として映画となりました。『納屋を焼く』もなかなか面白いので是非)

『遠い太鼓』 

村上春樹がヨーロッパに滞在していた時の旅行記です。

 

特にイタリアのローマに拠点を置き、ギリシャやオーストリア、ロンドンなど様々な場所へ赴きます。旅の期間は3年間。その旅の間に彼の代表作である『ノルウェイの森』や『ダンス・ダンス・ダンス』を書き上げたという。

この旅行記、やはり小説家ということで表現が豊かでおもしろい。現地の人や食べ物などを詳細に書き上げ、その文化的差異を楽しんでいる。まるで旅をしているかのようです。村上春樹目線で旅をするとこんなにも完成が豊かになるのかと旅の楽しみ方を知れたような気がします。

分量は多いですが、とても読みやすいです。 

 

  • お金と時間が無くて旅行に行けない高校生
  • ヨーロッパに憧れる高校生
  • 日本に飽きた高校生

 おすすめです。是非読んでみてください。

 『海辺のカフカ』

 〜あらすじ〜

15歳の田村カフカという少年と知的障害のナカタさんというおじいさんの話が交互に描かれています。田村カフカは、家出をして遠く知らない街(高松)に行き、小さな図書館の中で暮らすようになりました。父親に刷り込まれた呪いを解くためです。ナカタさんは、あるネコ殺しの男を殺してしまい、その後導かれるようにして高松へ行きます。

 

 こちらは長編小説です。

主人公のカフカは15歳。村上春樹の小説でこれは珍しい。主人公は大学生や社会人なことが多いですから。単純にこの年齢の心情や行動なども含め共感できることがたくさんあります。

 

何よりとても読みやすいです。文章の1文がとても短く、リズムよく読めます。情景描写などは圧巻です。村上春樹作品を高校生が最初に読むとしたら、この作品をおすすめします

 

  • 家出、冒険、旅と言われてワクワクする高校生
  • ミステリー好きな高校生
  • 初めて村上作品を読んでみたい高校生

におすすめです。ぜひ。

『村上さんのところ』

 世界中から集まった様々な質問に村上春樹が答えるという内容。恋愛や人間関係、人生、音楽や映画、猫などの473個の問答です。

10分間の読書タイムベッドの中で寝る前に読むのがオススメ。
高校生の心に刺さるような内容も多数あります。

一問一問にしっかりと向き合って答えており、回答にも「村上春樹感」が感じられます。村上春樹作品を読み、彼自身に興味を持った方は是非読んでみてください。

 

 

 

 

 もっと知りたいという方には大学生編↓

www.humblerap.com

 

 

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